2013年07月29日

週末特別号 7月28日 その1.

西アフリカ経済比較シリーズ ①マイクロファイナンス事情

最近仕事でセネガルとガーナに行くことがあったので、いろいろな項目について比較してみてます。
そのうちの一つ、マイクロファイナンスについて、それぞれの国でなかなか面白い特徴がでてきたのでご紹介したいと思います。


その1.西アフリカ経済概要
 西アフリカ仏語圏には、西アフリカ経済通貨同盟(Union Économique et Monétaire Ouest-africaine:UEMOA)のもとフランセーファー(FCFA)という共通通貨を持つ市場がある。UEMOAは、コートジボワール、セネガル、ブルキナファソ、マリ、ニジェール、トーゴ、ベナン、ギニアビサウの8カ国で形成されているが、この8カ国はそもそもフランス領西アフリカ(Afrique occidentale française:AOF)の構成地域であり、植民地時代からの歴史的つながりが深い国々でもある。AOFの首都は現セネガルのダカールにおかれており 、経済都市は現コートジボワールのアビジャンが担っていた。この両国セネガルとコートジボワールは、海岸を有して一定規模の港を持ち、西アフリカ内陸国へのゲートウェイとなりうるという地理的なアドバンテージも加味され、現在でもUEMOAの二大経済巨頭として西アフリカ経済をけん引している。
 
 西アフリカには、UEMOAと並んで、西アフリカ諸国経済共同体(Economic Community Of West African States:ECOWAS)という)西アフリカの域内経済統合推進を目的とした共同体も存在する。加盟国15カ国(UEMOA8カ国に加えナイジェリア、ガーナ、リベリア、シエラレオネ、カーボヴェルデ、ギニア、ガンビア)で組織されており、経済統合の基盤となる政治的安定の確保を目指すとして防衛・紛争解決機能や安全保障機能等も備えている。ECOWAS加盟諸国のうち、経済的に突出した存在感を示しているのがナイジェリアであることは言わずもがなであるが、近年ナイジェリアに次いで存在感を増しているのが、ガーナである。ガーナは、1957年の独立後、70年~80年代に政治経済的混乱を経て、現在では安定的な政治経済運営が進められている。IFCのDoing Business指標では全世界で64位、サブサハラアフリカでは5位につけるビジネス環境のよさと、2010年に石油の商業化がスタートしたことも受け、今後の発展が益々期待される国といえよう。

その2.へ続く


posted by kanekoci at 09:29| Comment(0) | 特別号 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。